明日はきれいな風が吹く

思ったことを色々書きます。

「Detroit: Become Human」にどっぷりはまっている人

最近のPSフリープレイで配信されたゲームです。

 

ここ数日ずっとDetroitをプレイしています。いやー実にいいゲームです。

個人的な感想を以下に。

 

端的に言うと、名作でした。近未来の、アンドロイドが流通し人々の生活に馴染んでいる世界で、自我を持ったアンドロイド達のお話。

人生でプレイしたゲームの中で、ベスト5に入るくらいにストーリーはよかったです。

 

ストーリーの先がすごく気になる作りになっており、細かい仕草や表情の描写に引き込まれて、操作キャラに深く没入できました。

選択肢の数が多く、大半は明確な正解がないもので、制限時間に追われながら何を優先するのかなどを考えるのが大変悩ましく、面白かったです。自分の選択で誰かの好感度が上がったり、任務が成功するか失敗するかが決まったり、自分や仲間の生死に関わってくるので、かなりのスリルがありました。

ハッピーエンドからバッドエンドまで数多くありますが、自分の選んだ選択によるものなので、納得できると言いますか(時間に追われて意図しない選択肢を選んだ自分には相当イライラしましたが)。同じような展開をちょっと変えただけ、という水増しがほとんどないのもいいです。

チャプター(10分~20分ほど)の区切りごとにフローチャートが表示され、そこでオンライン上で他の人がどういう選択肢を取ったのかが%で表示されるのも面白いですね。自分の選んだ選択が多数派なのか少数派なのかが分かり。自分がやった失敗を、世界中の人はほとんどやっていなかったとか。人の命を優先するのか、任務を優先するのかの感覚の違いなど。

 

短所を挙げるとすると、フローチャートを埋めようとすると、ものすごいプレイ時間がかかりますね。一周するだけなら気になりませんが、何周もしていろんなエンディングを見ようとすると大変さがぐっと増えます。

チャプターが30個ほどあり、以前のチャプターでの選択が後のチャプターに影響があるのですが、チャプター選択で中間を飛ばすと、前の選択が反映されないんですね。なので、関係ないチャプターを含めて通しである程度進める必要があり、結構たいへんです。

あとは操作できないシーンが多いのですが、どれもスキップできないので、繰り返しやるとそこそこ苦痛です。特にエンディングは相当数が多く、毎回同じシーンを見続けることになるので、全く違う結末がいっぱいあるのに、複数見るのは大変という。

特に後半の選択肢は、しばらく操作不能のムービーの後に現れ、制限時間付きだったりするので、他の作業をやりながらというのも難しいです。

 

しばらくこのゲームをプレイし、他のことが相当おろそかになりました。

でも最近は英語音声の日本語字幕でプレイしているから少しは英語の勉強になっているはず…。「no choice」がいっぱい聞き取れるくらいの進歩。「couldn't」は全然聞き取れない。

ただ個人的には吹き替えのほうがこのゲームはおすすめです。違和感ほとんどないのと、字幕を追うのが大変なので。

 

簡単な難易度もあるので、普段ゲームをやらない人にもぜひやってほしい一作です。

そして、どういう選択肢を取るのかを裏から眺めてにやにやしたい。。。